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前置きはそこそこに早速本題 ~ 第6位から第10位までについてお話しさせて頂きます。

とはいえ全体のランキングが分からないとここの話もよく分からないと思いますので、前回の記事のリンクを貼っておきます。

『第93回箱根駅伝を振り返って(前半)』
http://tyostfn42195.blog.fc2.com/blog-entry-41.html

ではそれぞれについてお話しを♪♪♪



6位:関東学生連合・10区・照井明人(東京国際大学)、幻の区間賞

今大会で10区の区間賞は順大・作田直也。
でも実は彼より2秒速く走った選手がいました。

それが東京国際大学・4年の照井。
しかし照井はオープン参加扱いの関東学生連合での出走のため公式には認められず「幻の区間賞」となってしまったのです。

79回大会から始まったこの混成チーム制度、『前半』でお話しした「4・5区の変更」以上に猫の目の変遷を遂げています。
名称も変わるし正式参加扱いだったりオープン参加扱いだったり、シード権にも影響させた回もありました・・・そして不要論も毎回のように出ているようですね。

この混成チームについて拙走にはひとつの案があります。
ま、もちろんこんな独り言が採用されるなんてことは無いわけですが(^_^;)

それは「選抜される選手は3年生以下に限る」ということ。
混成チーム制度には幾つかの目的があるようなのですが、その中の一つに「出場できなかったチームに箱根本戦の生きた経験を吹き込む」というものがあるそうです。
であれば出場した後3か月足らずで卒業してしまう4年生を走らせるより、翌年以降も予選会突破の可能性のある3年生以下を走らせるのがより効果的なのではないかと思うのです。

制度の運営方法についての議論は様々あるようですが、個人的にはどういう形であれ存続はしてもらいたいと考えています。
そして混成チームに、さらには予選会突破チームに「こんな学校が出てきたんだ!」という驚きを沢山貰えることを願っています。



7位:前評判の高かった2校、東海大学・山梨学院大学、力を発揮できず

戦前の予想では「1強+5」という見方をされていました。
「1強」とは青学大、「5」は早大・駒大・東海大・山梨学院大・東洋大。
その中の東海・山梨学院はそれぞれ10位・17位という期待を「裏切る」結果となりました。

山梨学院に関しては直前に部内でインフルエンザが流行してしまうというアクシデントがあり、日本人エースの佐藤孝哉(4年)をはじめ有力選手が欠場という事態になりました。
これを不運で仕方ないと見るか管理体制を含めたチーム力と見るかはともかく、戦前から苦戦が覚悟されたものだったようです。

一方東海は状況が大きく異なります。
往路に4人の1年生をつぎ込みましたが、1区の鬼塚翔太(区間2位)以外はことごとく失速しました。
2区・關(難しい字ですが「せき」と読みます)颯人13位、4区・松尾淳之介12位、5区・館澤享次13位。

高校時代に既に高い走力を発揮して鳴り物入りで入ったルーキー達。
距離が短いスピード駅伝の出雲ではそのルーキーの活躍で一時はトップを走り、3位入賞を果たしました。
しかし箱根では洗礼を浴びる結果に・・・拙走はこれで良かったと思っています。

高校で強かった選手を沢山入れてそのまますぐに勝たれてしまってはあまりにつまらない(どこぞのプロ野球チームのように)。
誤解の無いように言っておくと、拙走は決して東海大を嫌っているわけではありません  ~ むしろ勝ってほしいと思っています。

2位や3位の経験はありながら未だ優勝には届いていない学校の栄冠を見られることを望んでいます。
だけどそれは大学での鍛錬で培った力で勝って貰いたいのです。

自分は箱根駅伝の何者でもないけど、100年近い歴史を誇る箱根を舐めてもらっちゃ困る、という気持ちでいました。
その意味では復路はさらに非常に良い結果だったと思います。

6区・中島怜利(1年)以外は3・4年生が走り復路4位。
しかも7区では4年生の石橋安孝が区間賞。
大学での積み上げがいかに大切かを1年生に思い知らせたシード権だと思います。

東海は今回走った10人のうち8人が残ります。
来年、さらには再来年、さらにさらに3年後、今回の悔しさをバネに成長した今のルーキー達が快走して初優勝をもぎ取ってほしいと願っています。



8位:神奈川大学、12年ぶりのシード権獲得

今回シード権を獲得した10校の中で最も久し振りとなったのが『3位』でも取り上げた神大でした。
81回大会以来12年振り。
しかもシード権内にギリギリ滑り込んだわけではなく堂々の5位!

これは相当な驚きでした。
全日本は途中棄権による予選落ちで不出場、箱根予選会は5位・・・その学校が本戦で5位になるとは!

拙走としては連覇した97年・98年を知っているだけにここ数年の低迷に心を痛めていました。
しかも「惜しい」と言えるシード権外ではなく、序盤から離されての低空飛行が続いていただけに、今回の結果は快挙として手放しで讃えたいと思いました。

各校・各選手の本当の胸の内はもちろん分からないのですが、今大会一番喜べたチームが神大なのではないかと想像しています。

派手さは無いけど、実はそこそこの記録を持っている選手が揃っています。
さらなる飛躍を遂げるのか、それとも?・・・来年以降の動向が楽しみです。



9位:青山学院大学・3区・秋山雄飛、『湘南の神』

箱根駅伝の主催は関東学生陸上競技連盟、共催として名を連ねるのが読売新聞社、そのグループとして後援しているのが報知新聞社です。

往路を終えて1月3日のスポーツ報知の1面の見出しに躍ったのは『湘南の神』の文字でした。

3区で首位を奪い、区間賞も獲った秋山が青学大往路優勝の立役者ということでの見出しだったのでしょう。
『湘南の神』というフレーズはレース中運営管理車の原監督からも声を掛けられていたそうですし、区間賞のインタビューではゲスト解説のOB神野大地(言わずと知れた「3代目山の神」)も口にしていました。
神野が放送中にこの言葉を口にすることは、区間賞を獲った時の約束として事前に秋山との間でも決められていたようですね。

この項で秋山の力走以上に拙走がお伝えしたいのは、こうした青学大選手達の仲の良さ、上級生下級生の隔たりの無い風通しの良さです。
部内のこうした雰囲気が強い結束力を生んでいるように思うのです。

話は箱根駅伝から逸れるのですが、拙走の中で印象に残っているシーンがあります。
11月の全日本、この時も神野がスタジオゲストでした。
青学大はめでたく初優勝を成し遂げ、インタビューでエース一色が神野から声を掛けられての第一声は「何で敬語なんですか(笑)」。
クールな一色のあの時のフランクでリラックスした様子が青学大というチームの雰囲気を象徴しているように感じたのでした。

さて話を秋山に戻しましょう。
4年生ということでこの春で卒業となるわけですが、拙走の故郷・広島の中国電力への就職が内定しているようです。
自他共に認める精神的に不安定な彼が実業団でどの様な走りを見せてくれるのか・・・目が離せません(#^.^#)



10位:創価大学、往路9位・総合12位の健闘

一昨年の91回大会で初めて予選会を突破し、期待通り(?)初出場の定位置である(?)最下位の20位に沈んだ創価大。
昨年の大会は予選落ちで不出場。
今回は予選会3位で通過したものの本戦は苦戦するだろうなと見ていたのですが・・・。
意外や意外、頑張りました。

特に往路順位は9位、一時は5位まで上がったりして、「ひょっとしてシード権取る?!」という期待を抱かせてくれました。

拙走は毎年箱根駅伝の観戦ガイドを購入し、3色の蛍光ペンを用いて選手にマーカーして各校のメンバー一覧を色付けするのですが、実は2番目に地味な色合いとなったのが創価でした。
当然ながら下馬評も高くなるはずもなく、某雑誌の戦前予想でも17位。
そういう学校が上位に来るところも箱根駅伝の醍醐味だと思います。

『創価』という響きに宗教的・政治的な香りを感じる人もいらっしゃることと思いますが、個人的には色メガネ無く、スポーツ選手としてファンをますます楽しませてくれることを期待したいのです。

今回同校から出場した10人の内8人が来年度も残ります。
特にチーム内区間最高順位をもたらした8区・米満怜は1年生。
これまた動向が楽しみな学校が増えました。


   ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


さてさて、2回に渡って箱根駅伝について書いてきましたがいかがだったでしょう?
今回のレースの様子が脳裏に浮かぶような内容になっていれば拙走的には最高なのですが・・・。

前後半二つの記事、実は下位である後半の方が若干長くなっています。
それは事実以外の個人的な思いを沢山書き連ねてしまった結果だと思います。

そしてランク外になってしまったネタも当然あります。
実はそちらの方がむしろ激安焼酎的にお話ししたい内容だったりするのですが、箱根駅伝以外にもネタは目白押しなのでひとまずお蔵入りとすることにします。

もし機会があればこのブログでもお喋りしたいなと考えていますが・・・さらに季節外れな時に突如UPするかも知れません(^_^;)


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プロフィール

激安焼酎

Author:激安焼酎
何となく申し込んだ東京マラソン2014にうっかり当選してしまい、練習しないわけにはいかんと思い走り始めたのが13年年末。

その東京マラソンを何とか完走・・・そして同時に走る快楽にハマり本格的にランニングを開始。

そして楽しく走りつつも走ることに対していろんなことを思う日々・・・ここでは走りそのものよりも頭の中に浮かんだことを徒然に残していきたいと考えています。

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