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私のことを認めてください!

こんな吾輩も(こんな吾輩だから?)イタズラ心は有りまして、ブログの毎度のタイトルにはけっこう「釣り」の要素を意識・無意識の内に含ませてしまっています。
まぁ、今回もその御多分に漏れずこんなタイトルにしちゃいました。

でももちろん内容に無関係なタイトルではなく、今回のテーマはランニングにおける「公認」の話です。



本題に入る前に読んでくださっている皆さんに吾輩から投げかけたい質問が・・・「レースのエントリーをする時にどれくらい『公認』を意識していますか?」
その答えを用意してこの先に読み進めばより深く楽しんで頂けると思います。



さてランナーをやっていれば様々な場面で見聞きする『公認』というもの、読んで字の如く『公に認められている』ということになるわけですが一体どこが認めているのかご存知でしょうか?
いわゆる「リクレン」、漢字で書くと「陸連」、正式名称は「公益財団法人日本陸上競技連盟」です(以下「日本陸連」と略させて頂きます)。

厳密なことを言うと国際基準などもあったりしますが、庶民的な市民ランナーレベルで話を進めたいのでここではひとまず国内の話、つまり日本陸連にまつわる部分についてお話ししたいと思います。
実はそれだけでも『公認』には二つの座標軸があります。

1:コースが公認
2:大会が公認

これら2軸の正負の組み合わせで4種類に分類されます。

A:コースが公認、大会が公認
B:コースが公認、大会が非公認
C:コースが非公認、大会が非公認
D:コースが非公認、大会が公認

ただ上記4分類の中でDは無視して良いでしょう。
そんな大会はきっと存在しないはずなので。

ランニングの知識が無い、またはランニングに興味が無いという人々にも、字面からAが最も良いというのは明白でしょう、何と言っても文句無しの『公認』ですから。
そして同時にCが最悪なのも容易にご理解頂けるでしょう。

※おことわり
「最悪」という鋭利な言葉を用いましたが『公認』を必要としない人には決してネガティブな要素は無く、大会として良い内容のものも全国に数多くあります。コース・大会とも非公認だからと言って蔑む意識は全く無いということはご理解ください。
逆に言えば公認大会であっても満足度の低い大会もあるということで・・・。



何の前説も無く二つの『公認』の軸を提示しましたが、それぞれを解説する必要がありますよね。

公認コース=陸連の規定に基づいて計測され認可されたコース
公認大会=陸連の規定に基づき、各種手続きの後、公式の競技会として認められ、開催地の陸上競技協会が主管(競技運営)する大会

何となくで構わないのですが、下の公認大会の方がハードルが高そうな印象を受けませんか?
正確に数を調べたわけではありませんが、先の4分類で言うとAよりBの方が圧倒的に多いようです。



では市民ランナーとしてはどこまで意識すべきか。
もちろんそれは個々人の価値観や求めるものによりますが、コースとしての『公認』ではないかと考えます。
あくまでもこれは完全なる吾輩の主観です。
この私的意見の根拠は明確で、全日本マラソンランキング(以下「ランキング」と略します)の対象か否かに関わるからです。
ランキング100位以内に関わる高いレベルのランナーだけでなく、全国順位に関わるので意識されているランナーも多いと思います。

ご存知の方は多いと思いますがランキングの対象となっているのは公認コースで行われたフルマラソンの大会です。
これはそれ以上でもそれ以下でもなく、すなわちコースが公認されていない大会の記録は対象外ですし、逆に公認大会でなくてもコースが公認であれば対象をなるということです。
つまり先の4分類で言うとAとBの二つです。



ということでコースの公認について焦点を当ててみたいと思います。

細かく言えば数多くの指標があるはずなのですが、市民ランナー的に最も興味があるのは距離の規定だと思われます。
それは次のように定められています。

【短いのは不可、長いのは0.1%まで】

つまり短いのはビタ一文まけないってことです。
まぁそりゃそうでしょって感じですよね。

そして長い方に関しては、フルマラソンで言うと42Mまでなら目をつぶってやるってことになります。
キロ6分で走ると15秒少々、キロ5分なら13秒弱、キロ4分ならほぼ10秒という距離。
これを厳しいと見るか緩いと見るかは人それぞれでしょうが、これが現状です。



あと興味があると想像されるのは標高差でしょうか。
こちらは次のように定められています。

【スタート地点とフィニッシュ地点との標高差が競技距離の0.1%以内】
またもや出てきました「0.1%」~好きですねぇ(笑)。
つまりフルマラソンで言うとやはり42Mがキーとなりまして、標高差がこれ以内なら公認されうるということです。
ただこの「標高差」はあくまでも「スタート地点」と「フィニッシュ地点」の差、すなわちコース途中の標高差や勾配への言及は無いのです。
つまり途中にどんな険しい峠や谷が含まれていようが、最初と最後だけ辻褄を合わせれば適合ということになります。

ランネットの大会レポで「公認コースなのに坂がきつい」という不満を目にすることがありますが、公認の規定を理解していないとても恥ずかしい投稿ってことになりますね。



さてこのコースの公認問題と言えば避けて通れないのが今年初開催だった横浜マラソンでしょう。

2万4千人近くの参加者を集め、しかも参加費は国内フルマラソン史上最高額の1万5千円。
そんなこともあってレース後に距離不足で非公認と発表され、テレビや新聞でも扱われ大きな問題になりました。

かくいう私もこの大会を走った人間の一人で、そこで自己ベストを更新したものの結果「幻」となりました。
たしかに残念な気持ちはありますが非公認になる可能性は承知していたので、むしろその後の過敏とも言える報道の大きさの方に驚いたというのが率直な感想です。

大会主催者側の告知の仕方に問題が無かったとは言いませんが、それほど『公認』にこだわるなら確実な大会を選べば良いわけで「参加費を返せ」などというクレームは見当違いも甚だしいと思います。

ちなみに今年初開催となるおかやまマラソンが現在も公認申請中状態、富山マラソンはつい先日めでたく公認されたようです。



こんなことを書きつつ一番吾輩が気になっているのは、市民ランナーの皆さんが『公認』に対してどの様な意識を持っているか、つまりどれくらい『公認』にこだわっているか、ということです。

今年の横浜マラソン同様自動車専用道路を走るアクアラインマラソンは非公認のまま回を重ねていますが、参加希望者は定員を超える人気を誇っています。
これは良い大会であればコースの公認/非公認に関係なくランナーは集まるということの証左だと思います。

フルマラソンだけでなく、30K、ハーフマラソン、10K、5K・・・距離が短くなるほど公認コースのレースの割合は減る傾向にある気がします。

逆にウルトラマラソンに関しては公認コースってサロマしか知りません。
調査力が無く分かっていないだけで、他にも実在するのだとは思いますが・・・。



さてここで皆さんにあらためてお聞きしたいのが「レースのエントリーをする時にどれくらい『公認』を意識していますか?」です。
皆さん、どんな風に出場する大会を選んでいますか?



※この記事の『公認』に関する基準は雑誌「ランニングマガジンクリール」7月号をコピペ・・・とまでは言いませんがかなり参照させて頂きました
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No title

私のことを認めてください!

どっかで聞き覚えがあるなと思ったら、
フレンチラベンダーの花言葉が
「私に答えてください!」と、ニュアンスが似ていたので思い出しました!
ちょうど時期的にも横浜マラソンの頃に咲いていましたね。

自分は公認非公認はまったくと言っていいほど、無頓着!みんなが走っているからいい大会とか、それなら自分も走ってみたいというような、いわゆるブランドイメージが大会参加の動機の大半を占めています。
想像ですが、今のブームを考えれば、なんとなくではありますが、殆どの方々が自分と同じではないのでしょうか?

ということであれば、横浜マラソンレース後の非公認発覚は、結果的にそうなってしまったとは言え『横浜』というブランド力を使っての集客と言っても過言ではないのでは?
語弊あるかもしれませんが、ある意味ファンに対する背信行為といわれても仕方がないように思えるのです。

当選したランナーはそこに向けて連日練習に明け暮れていた人も少なくなかったはず!
遠い地域からはるばる来て、宿泊までして、仕事も休んで、レースに参加した人もいたはず!
参加費返せ!は自分としては理解できる、少なくとも大半のランナーの夢を奪っていることを主催者側は考えるべきで、スイマセンの一言では、到底許しがたいものだと思う次第です。

一方であの第一回の幻の横浜マラソン走ったんだぜ!という(自虐的!?)のも逆の意味での横浜ブランドに満足、あるいはそう言い聞かせた人たちも多くいたかもしれません。

そうこう言ってるうちに舌の根乾く間もなく、第二回大会の案内が始まりましたね(~_~;)

先程のフレンチラベンダーのもう一つの花言葉がこれです。

『沈黙』

Re: No title

ツカゴロウさん、貴重な見解ありがとうございます!

自分と異なる考えが聞けて大変参考になりました。
意外でしたがやはり人によって考え方は大きく異なるんですね。
『公認』に対するランナーの意識についてはどこかが世論調査をやってくれれば良いのになぁ、と思います。

今回の記事は下書きを書き始めてUPするまでかなりの日数が経過してしまい、その間に第2回の横浜マラソンの要項が発表されていました。
キッパリとコースは『非公認』としての開催になりましたね。
横浜マラソンについても『公認』についてもそのうちにまた書きたいと思っています。

それにしてもツカゴロウさんに花の趣味・知識があったとは・・・これについても大いなる意外でした(笑)

No title

初めて貴ブログに投稿させていただきます。なかニイと申します。
ランニングに関する激安焼酎さんの思索を興味深く眺めておりました。今後ともよろしくお願い致します。
さて、公認コース、大会に関しては、私は結構気にしています。
 一つは、私の出たいと思っている防府読売マラソンやボストンマラソンではエントリー資格として、公認コースでの一定以上の記録とその記録証の提示が必要ですから、少なくとも陸連公認コースでの実績は必要です。公認大会であるかどうかはあまり関係がないかもしれません。面白いことに、ボストンは公認コースでの記録の提示を求めますが、ボストン自体のコースはスタートとゴールの直線距離や高低差の関係で公認されていません。また、防府では記録として、ネットのタイム(スタート地点通過後のタイム)ではなく、グロスのタイム(号砲からのタイム)を要求しますので、スタート位置も留意する必要があります。
もう一つは、激安焼酎さんもご指摘のように、月間雑誌「ランナーズ」の年齢別の「ランキング」の対象大会になっているかどうかも、記録を狙うレースとするかどうかを検討するうえでは外せません。
練習のロングペース走代わり等として記録を狙わないレースであれば、公認云々は関係なくて、開催時期とエントリーの難易度、場所などが問題となりますね。特に、場所にこだわりは強いですね。

激安焼酎、

今回は、公認非公認でしたか。
私は、ご存知かとは思いますが、大会嫌いなので、必要最小限の大会に出て、そこそこ達成感を味わい、終了!
そんな感じです。つまり、公認非公認には、ものすごくこだわり、それに向けての集中は精神的にかなり疲弊するような向き合い方です。
横浜マラソンについては、それまでハーフで伝統があっただけに、ツカゴロウコメント同様、横浜ブランドに胡座をかいていたとしか、私には思えません。ランナーだけでなく、横浜を愛する市民をも、裏切った感がどうしても拭えないのです。
厳しい意見かもしれませんが、たった20分程度で、悪く言えば、大儲け出来る仕事なのです。それだけに、責任は、かなり重いものと、私は捉えています。

そして話は、軽~くなりますが、
「私を認めて」
シャガ(Fringed Iris)という花には、そんな花言葉がついています。

Re: No title

なかニイ、こちらでははじめまして!
もしかしてこれまでの恥ずかしい記事の数々を読まれてしまったのでしょうか?!

さて、『公認』への意識、なかニイらしいなと思いつつ読ませて頂きました。
吾輩の考えに近いようですが、ツカゴロウさんの意見同様凄く参考になります!

実は今回参考にさせて頂いたクリール誌の記事の主題は公認云々ではなく「アスリート枠」についてでした。
その中の提出可能な記録の条件として出てきたのが『公認』という話だったのです。

その中でもボストンのことは触れられていました。
WMM(ワールド・マラソン・メジャーズ)に認定されているのに陸連(この場合は国際陸連?)からは非公認というのはとても不思議な感じがします。

話はブログ記事の内容からは離れますが、「なかニイ」には「さん」付けに違和感を覚えます。
ブログ上では皆さんに「さん」付けする方針でいたのですが、そことの整合性が取れなくなり・・・。
目下最大の悩みです(>_<)

それが最大の悩みとはなんておめでたい人生(#^.^#)

とにもかくにも今後ともよろしくお願い致しますm(__)m

Re: タイトルなし

マダムさん、ツカゴロウさんに続き手厳しい見解ですね(#^.^#)

たしかにお二人のご意見はごもっともですが、実際に記録狙いで走りPB(しかもある種のボーダーラインを超えたPB)が「幻」となった吾輩ですらそこまでの憤りは感じていません(鈍いのかな?!)。
様々なレースが玉石混淆で開催されている今日、大会を選ぶ眼力もランナーには必要とされている気がします。
レースに何かを求めているならなおさら。

今回吾輩は横浜マラソンに参加してみて「第1回」というリスクをあらためて体感しました。
でもそれは「第1回」だからこそ味わえる≪プレミア感≫のようなものと表裏一体に混在するもののように思います。
そして横浜マラソンを実際に走った身としては≪プレミア感≫の部分を充分享受できたように感じています。

ツカゴロウさんへのコメ返にも書いた通り細かい見解はまた別記事にて詳しくお話しさせて頂きたいと考えていますが、公認・非公認に対する意識が異なるお二方が横浜マラソンの非公認騒動に対する見解が同様なのは非常に興味深く感じました。
ありがとうございました!

ところでシャガというお花、全く知らないので検索してみましたがやはり知らないお花でした(>_<)
自らの無粋さをあらためて痛感させられました(^_^;)
ていうか「花言葉」って皆さん知ってるものなのでしょうか???
この発言がそもそも無粋・・・?!(^_^;)

No title

激安焼酎、
ツカゴロウに『さん』はいりませんよ!もともとクラブ内では、そういう事になっているし…
ちなみに『ツカゴロウ』が公認で『ツカゴロウさん』『ツカさん』が非公認という訳でもありません、あしからず!
長いからと呼びやすいあだ名に改名も勧められたのですが、これだけは譲れないんですわ!
私の事も認めてください!!なんてね(笑)
同族だから分かってくれるよね、おっとっと、ネタバレやばし(笑)
しかし整合性にこだわるあたり、いかにも激安焼酎らしいですね!
こだわりの内容、読みごたえありますが、マラニックなどの報告ネタは書かないんですかね!?
次のアップ楽しみにしてます。

PS.花言葉は自分の仕事関連で書いてしまったので、あまり気にしないでくださいな(^^ゞ

Re: No title

ツカゴロウさん

RC内ではたしかにそうなのですが、SNS上では「さん」付けすべきなのかなぁ、という思いがあってのことだったのですが・・・うーん、今後どうするかはもう少し考えます。
これが最後の「さん」付けかも知れませんので貴重なものとして目に焼き付けておいてくださいね(笑)。

RCのイベントや練習会、個人の練習や大会などの報告ネタに関しては書かないつもりでこのブログを始めました。
自分が考えていることを書き連ねる場として捉えているからというのが理由なのですが、頑なに守ろうという信念があるわけではないのであっさり覆るかも知れません。
ただ両者を併行して書き続けるのは時間的に難しいだろうなと考えています。

花言葉はお仕事からなんですね・・・考えてみるとRCの方々の私生活は殆ど知らないなぁ・・・。

No title

おはようございます。

激安焼酎さんの記事を読んで思ったんですが、よく考えたらマラソンコースってたとえ距離が同じでも、条件はみな違いますよねー。
他のスポーツなら、フィールドはミリ単位で同じだろうしサーフェスも種類は限られてるし・・・。

そう考えたら自然のコースを公認・非公認とするのも難しいですね。

私も、激安焼酎さんのようにランキングを目指すようなレベルならこだわると思います(^.^)。
が、、、、こんな実力じゃ自分自身にこだわるのに精一杯デス(^^♪。

Re: No title

mitsuさん

そうですね~マラソンって異なる条件なのに記録という数字を同列に並べる珍しいスポーツなんですよね。
余談ですが陸上競技場で行う種目(短距離・中長距離・跳躍・投てきの4分野全て)はそれまでの記録を更新すると「新記録」っていうけど、ロードで行うフルマラソンなどは「最高記録」という言い方をします。
条件が均一化されている場内とそうでないロードの違いを表しているように思います。

なので「マラソンで日本新記録が出た」と言うのは陸上競技の慣習(規則なのかな?)からいうと誤った表現で「日本最高記録が出た」と言わなければなりません。
そういう意味でいくと「フルマラソンを自己新を出せた」と言うのも厳密には「自己最高が出た」と言わなければならないって話になりますね・・・面倒くさいからそんな言い回しはしませんが(笑)。

ところで英語だと「新記録」「最高記録」の表現ってどうなるんだろう???

さらに余談ですが野球は球場によって面積やフェンスの高さなど異なりますよね。
考えたらこれも不思議な競技です(*^-^*)
プロフィール

激安焼酎

Author:激安焼酎
何となく申し込んだ東京マラソン2014にうっかり当選してしまい、練習しないわけにはいかんと思い走り始めたのが13年年末。

その東京マラソンを何とか完走・・・そして同時に走る快楽にハマり本格的にランニングを開始。

そして楽しく走りつつも走ることに対していろんなことを思う日々・・・ここでは走りそのものよりも頭の中に浮かんだことを徒然に残していきたいと考えています。

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