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『兼』の先にあるもの

10月18日(日)、タートルマラソンに参加してきました。
(日付を記すと遅筆が際立ちます(汗))



出場種目はハーフマラソン。

目標はPB更新で、そのタイムは・・・。

ここはそんな話をするブログではありません(笑)。



この大会の正式名称は・・・

第44回タートルマラソン国際大会 兼 第18回バリアフリータートルマラソン

大会公式サイト
http://turtle-marathon.jp/



『バリアフリー』

つまり障害がある方もウェルカムな大会なんです。



視覚障害者をはじめとして伴走が認められている大会は珍しくありませんが、ここまで大きく掲げているものは少ないと思います。

そんなところにも興味を引かれ、今年初めてエントリーしました。
(「初めて」と言ったってそもそもランニング歴が2年にも満たないだろ、というツッコミはスルーします(笑))



『バリアフリー』と謳っているだけあって、大会要項を見ても他とは異なる部分に気付きます。

まずハーフマラソンの制限時間が3時間30分。

これは私が知る限り国内最長です。

そもそも市民ランナー相手のフルマラソンですら『制限時間7時間』はそれほど多くはありませんから、これがいかに長いかは実感されやすいと思います。



そしてさらに『アーリースタート』なるものがあります。

元々制限時間が長い設定ですが、その時間内に走り切る自信が無いという人のために、早い時刻でのスタートが認められているのです(アーリースタートには事前登録が必要です)。

最も早い通常スタートはハーフマラソンの10時00分なのですが、それより1時間10分早い8時50分スタートという選択肢が用意されているのです。



どの大会にもある『注意事項』ですが、この大会の最初に記述されているのは

「本大会は、健康と親睦を目的とし、順位や記録を競う大会ではありません・・・(中略)・・・優勝者や入賞者の表彰はありません」

そういう大会なんです。



『バリアフリー』の精神はハード面にも表れており、レース会場に必ずと言って良いほど付き物の仮設トイレも車いす対応のものが設置されていました



私は最初にスタートするハーフマラソンに出場し、単純折返しコースのために様々なランナーとすれ違ったり追い越したり追い抜かれたりしました。

よく見られる目が不自由な方と伴走者というペアはもちろん大勢いらっしゃいましたし、車いすの方、メンタル面の障害の方(伴走者がいてビブスを付けているので分かります)も多かったです。

いわゆるテレビの中継などで見るような競技としての「車いすマラソン」とは異なり一般的な車いすで走る方も多く、なかには伴走者(この場合車いすを押す人)と一緒の方もいらっしゃいました。

これって海外では当たり前の光景のようですが、日本ではあまり見ないですよね。



そして車いすで仮装してる方もいました。

これにはハッとさせられました。

身体が不自由であっても仮装を楽しみたいという気持ちがあって当然。

でも自分の中ではそんな当たり前の発想がありませんでした ~ そんな自分に恥ずかしさを覚えた瞬間でした。



参加者の皆さんはそれぞれ目指すものを持ってレースに臨まれていたはず。

そしてその根底には、形はどうあれ、何らかの「楽しさ」があるのだろうと思うのです。



走ることの楽しさはどんな人であれ享受する権利が与えられているということをあらためて思い知らされました。

否、走るだけではなく、歩きだって構わないのです ~ 現にこの大会では「ウォーキング」という種目があり、スタート時間・場所もランと同じです。

もっと言えば「走る」でもなく「歩く」でもなく、「自らの意志で進む」という行為に人間を高揚させる何か「歓び」があるのだと思います。

そこには「本能」と言っても良い根幹があるような気がします。



このブログが産まれた源泉には「人はなぜ走るのか」という問いがあるわけですが、今回の大会参加で見た様々な光景、様々な姿には、私に新たな視点を与えてくれたような気がします。



どの様な心身の方も広く受け入れようというこの大会は多くの感銘を与えてくれました。

この様な大会が増えてほしいと願う一方で思うことがあります。

『バリアフリー』を殊更に謳わずとも気軽に普通に大会に参加できる。。。「兼~」とわざわざ付け足さなくて良い。。。そんな時代がやって来ることを祈ります。



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激安焼酎さん、

私も、フルマラソン1週間前のトレーニングとして、10㎞の部に出ました。

お恥ずかしい話ですが、出て、初めて、だから「タートル」マラソンなんだと、理解した次第。(参加賞のタオル、気に入っています)

ローカルな雰囲気で、また敷居の低い、トゲトゲしたところのない、実に温かい大会でしたね。

仰るように、こういう大会が、「兼」無しで当たり前になることで、ランニングの、あるいはウォーキングの在り方がもっと変わって行くことを、私も、期待しています。

No title

タートルマラソンお疲れさまでした。
そしてPB更新おめでとうございます!(^^)!。


・・・そうですね、記録じゃなくて走ることを楽しむマラソン大会があってもいいですよね。

ふと思ったのですが、タートルマラソンみたいなそんな大会がもっとたくさんあったら、練習不足なのに気持ちだけはポジィティブで記録を目指して無理をしてケガをしてしまうランナー(私含め)がもっと減るんじゃないかなぁと思いました。


No title

タートルマラソンお疲れ様でした!

いやいや、マラソン終了時間から考えて、打ち上げ~二次会と早いこと早いこと!!
早い時間から飲めることが健康なのか不健康なのか(笑)
やはり、贅沢なくらい健康なのだと言っておきましょう!
そしてこの大会に出て、改めて健康であることに感謝しなくてはいけないなぁ~と痛感した次第です。

さらにクラブのWさんが、目の不自由な方とともに走っていたのを見て、自分もいつかは牽引して、そんな方々のお役に立ってみたいと思った次第です。
今の自分には、すごく勇気がいりますけどね(~_~;)

マダムさん

あらためてタートルお疲れ様でした!
あ、その後の試練のしまだも(・_・;)

また細かく調べていないのですが「タートル」の大会は各地であるようですね。

ランニングを楽しみたい人誰もが気軽に大会に参加できるようになれば良いなと思いますし、何らかの形でそうした方々のお力になりたいなと考えています。

具体的な行動はまだ何もしてないんですけどいつか何かできればと企んでいます(*^_^*)

mitsuさん

祝福コメントありがとうございます!

ランニングってどういうわけか速くならなければならないもの、記録を追い求めなければならないもの、という風潮があるように感じるのです。

でもゆっくりで良いから走ること自体を楽しむというランニングスタイルがあっても良いと思うのです。

この辺に関してもその内ここで考えを述べてみたいと考えています。

ツカゴロウさん

お互いタートルでのハーフお疲れ様でした!
Tシャツが随分イジられてたようで(*^▽^*)

ちなみに不規則な仕事をしている私は、明るい内から呑むことは至って普通のこととして生きてます(*^^)v

さて、RCのWさんを始め自分以外のランナーのために時間や労力を捧げている方々には本当に頭が下がります。

レース後に訪れた銭湯でも目の不自由な方&その伴走者というお二人を見かけました。

本文には書かなかったのですが、走り以外のサポートも必要なんだと知らされる光景でした。
プロフィール

激安焼酎

Author:激安焼酎
何となく申し込んだ東京マラソン2014にうっかり当選してしまい、練習しないわけにはいかんと思い走り始めたのが13年年末。

その東京マラソンを何とか完走・・・そして同時に走る快楽にハマり本格的にランニングを開始。

そして楽しく走りつつも走ることに対していろんなことを思う日々・・・ここでは走りそのものよりも頭の中に浮かんだことを徒然に残していきたいと考えています。

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